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併設小学校に中学校理科の授業を出前しました

 中学校で理科の授業を行っていると、理科に対する苦手意識を持つ生徒が多いことに気づかされます。この現実を少しでも改善したいとの思いから、小学校で理科のおもしろさや楽しさを宣伝できないかと考えていました。幸い、小中学校の校長先生が相談して頂いたお蔭で今回の出前授業が実現できました。
 「炎について」というテーマで、ガスバーナーの炎が空気を入れないときは明るく光っているのに、空気を入れると炎が透き通って明るさが無くなるのはなぜだろう、という現象を探究学習で行いました。炭素の発見、炎色反応の美しさやシャーペンが明るく輝くことへの驚きなどがあり、子どもたちの心へのアピールができたのではと実感しています。理科好きが増えてくれればと願っています。

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授業を受けた子どもたちからの感想

   中学校からの出前授業者である末本先生に、小学生が寄せてくれた感想はいずれ
  も興味深いものでした。
   
   「特に炎にいろいろな薬をかけると、色が変わったのが面白かったです。(略)
    炎にガラスの棒を入れて動かすと、棒の先は黒くなり、それはススで、空気
    が入っていない炎にしか入っていないということも知りました。理科は、と
    ても面白いですね。私は、実験をするような理科、例えば、電気や電池関係
    の理科は苦手でした。なのに面白かったし、けっこう分かりました。不思議
    ですね。」(Mさん)
   
   「特におもしろいと思ったのが、炎の色が変わることです。電気を消して実験
    をやったら、すごくきれいでした。びっくりしたのは、塾などで使っている
    シャーペンのシンが光ってとけたことです。」(Iさん)

   「これまで理科は好きになれなかったけど、理科に興味がわいてきました。ま
    た来てほしいです。」(Kくん)

   「ガスバーナーを使って、オレンジ色の炎にしたり、青色の炎を作ったりしま
    した。オレンジの炎は、ガスをたくさん入れました。青色の炎は、空気調節
    ネジをいっぱい回して作りました。炎は、炭素からできていると知りました。
    最後には、カルシュウムや銅や食塩水など液体をきりふきにいれ、火がつい
    ているガスバーナーに液体をかけました。すると、炎の色が変わったので、
    すごっ、と思いました。」(Nくん)

 子どもたちの感想では、ほぼ全員がこの炎色反応の実験に強い関心を示していました。ガスに空気を入れて燃やした場合と、ガスだけで燃やした場合の比較をとおして、炎の明るさに着目させ、その明るさのもとが炭素であることに、子どもたちが気づいていきます。炭素が燃えると、色がオレンジ。それでは、他のものではどうだろうかと、カルシュウムやナトリュウムや銅などを、実験で試してみたのでした。不思議さをみつめる子どもたちの目は、実験の炎以上に輝いているのでした。


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